記録屋が見た上海と日本

海原修平の写真とカメラブログ 

2010-07-01から1ヶ月間の記事一覧

LEDライトをモデリングランプに

クリップオンタイプのストロボにモデリングライトがあったら便利だと思った事はないだろうか。それが、今はバッテリーで光ってくれる軽量なLEDがその役目を果たしてくれる。 しかもストロボ光の色温度にとても近いし熱が出ないので大変便利だ。 上の写真は、…

首長亀

旧ブログで一度紹介した首長亀だが、別カットをグリーンを基調にして色を変えた。古いレンズを開放で撮影しているのでピントが合っている部分がシャープ過ぎないのが非常によい。これが、今のデジタル用レンズだとまったく違う描写になる。 良いレンズの定義…

上海 UFO基地

数日前に上海UFOビルの話を書いたが、南京路から見えるもう一つのUFOビルがある。このUFOはラディソンホテルのそれよりコンパクトで燃費もよさそうなUFOだ。このUFOも空を飛ばない。

上海 夏の太極拳

朝早く人民広場の噴水の中で太極拳をやっているおっさんを発見。上海は早朝からすでに暑い日が多いので気持ちはよくわかる。 私たちの事務所の中国人(全員20歳代)で泳げる人は誰もいない。泳いだ経験が無い人も多いのは、プールが学校になかったからだ。 前…

上海 窓ガラス

今の上海は梅雨が明け晴れの日が多くなったが、青空より雲の面積の方が広い。そして、時々小雨。 雨の降り始めに窓ガラスに付いた雨水を見ていると、再開発中のほこりや黄砂がたっぷりと詰まっているのがよくわかる。 時々、ビルの窓からガラス越しに外の風…

上海のUFOビル

最近の事だが中国各地でUFO騒ぎがあり新聞を賑わせていた。こちらでは、凧にLEDを取り付け夜でも飛ばす人が多いので一部のUFO目撃はそれで処理された。 上海には、飛ばないUFOが何基かある。その中で一番有名なのが南京路にある」「ラディソンホテル上海新世…

中国上海ロケでの注意 2014年追記

最近、日本から個人的に照明機材の問い合わせを受ける事が非常に多い。それは、万博の影響もあり、この国のロケ事情を知らない人が多いからだ。 日本から日本製の世界電圧対応のストロボを中国に持ち込む事はやめたほうが良い。重いし税関を通るのも面倒だか…

上海の七浦路で服のまとめ買い できなかった。

久しぶりに七浦路へ服を買いに行った。ここへ来るのは2年ぶりだが、露天などの出店が無くなり猥雑感が無くなったのは少し寂しい。 相変わらずの人の多さと同じような服ばかりで疲れただけで収穫はなし。 最新のビルなのにセンスのない色使いの看板や広告が立…

上海の浦東空港で

最近、一月に一度は北京にロケで行っている。ある雑誌の連載が始まったのだが、あえて北京を選んでいる訳ではない。 取材対象となる人のほとんどが北京を本拠地としているからだ。 今回は浦東国際空港で北京に向かった。飛行機に預ける前に荷物を縛ってくれ…

飯屋で目が合った上海人の子

いつも世話になっている飯屋で飯を食っている時、横の方から視線を感じたので振り向くと男の子がこちらを見ていたので一枚。手には漫画本を持っていて、カメラを向けても表情一つ変えず動じない子だった。 今の上海で20代の青年は評判が悪い。それは、親から…

上海 洗濯物

上海で晴天の日は、街中が洗濯物を干す場になる。陽が当たる場所であれば樹であろうが電信柱であろうが利用できる物は何でも利用するのが上海流だ。 干す物は、骨董品の布団であろうが骨董品のような下着など他人の目をはばからず何でも公共の場に干してしま…

SONY NEX-5 パノラマ撮影

ソニーのカメラを買ったのは、1990年以来だ。その時にリースしたのがプロマビカMVC-5000という機種で当時は電子スチルカメラと呼ばれていた物だ。当時は、おもに米軍が湾岸戦争で使ったり日本の警察が使っていた。 それから20年後、なぜこのNEX-5を買ったか…

やっと梅雨が明けた上海

今日は、久しぶりに青空を見た。最後に見た青空はいつだったのか覚えてないが、久しぶりに見る青空と月がとても美しい。なので、今日はカラーでアップした。 月が滲んでいるので、レンズ性能が良くないと言う人もいると思うが、私はこれに近い状態で見えてい…

上海の東台路 古い電話機

昔の映画で見た事のある電話機を見つけた。今のモジュラージャック用に変えてあるのでそのまま使えるそうだ。持ってみるとかなり重い。 大昔、私が子供の頃は家に電話が無かったので、急用があると電話をのある家から呼び出してもらった記憶がある。なので、…

路地裏上海 塀

以前のブログで何度も出てきた場所、青蓮街。このまま真っすぐ歩くと大境路と交差する。以前は、左右が汚れた白壁だったが今は青く塗られ写真が飾ってある。これも万博効果だ。 昨年までこの付近は屋台が出て上海らしくて風情があったが、今は万博のため規制…

路地裏上海 解体を待つ家

この1930年代に建てられた家はすでに解体されてしまった。トップにある装飾がそのまま残されている物は珍しいだけに何だか物悲しい。

路地裏上海 廃屋の壁

廃墟になった路地裏を歩いていると、時々とても美しい壁に出会う事がある。汚れて朽ち果てているのだが、写真に撮って見ていると、この国の歴史を知っているので色々な事が頭をよぎる。

梅雨あけが近い今の上海

今年の上海は天候不順である。この上海の天気が日本に向かうので日本も同じ天候不順のようだ。日本と上海が少し違うのは湿度が年中高い事だ。毎年、この6月から9月にかけて一年中で一番嫌な季節となる。なので、日本の友人には夏は上海に来ないでくれと伝え…

路地裏上海 旧城内から2

昨日に続き、旧城内から見た最新建築だ。ここは、万博前に解体されたので現在は同じ風景を見る事ができない。 日本の都市改造はゆっくりと進むが、この国では「アッ」という間に進んでしまう。そして、気が変われば「アッ」という間にやり直し、「アッ」と言…

路地裏上海 旧城内から

古い町並みの間から見える新しい現代のビルを見るとついシャッターを切ってしまう。写真としては、わかりやす過ぎて面白くないという人も多いが、今の時代の狭間感があるので積極的に撮影している。 今は、万博開催中なので開発はストップしているが、それが…

上海路地裏散策 骨組みだけになった家

この骨組みだけになった家は、以前は木造だったようだ。上海の古い民家はレンガ作りと木造の両方があるが、レンガ造りの方が格式は高かったようだ。 今もある旧日本租界の家はレンガ造りが多く、当時からしっかりした造りなので今でも人気が高い。 しかし、…

上海 旧城外から南浦大橋を1

上海旧城外の董家路から見た南浦大橋。昨年までこの付近は古い民家が立ち並び、まだ人がたくさん住んでいた場所だ。この大きな橋は、これから100年以上もここで歴史を見続ける事になるだろうが、今がその境目だと思う。そして、次の境目はどんな時代になって…

路地裏上海 旧城内

今日から遠い記憶の画像をモノクロで掲載する事にした。細かい理由はいつか書こうと思う。時々カラー画像がブログに載ると思うがそれはカラーでなければならない時だけになりそうだ。 過去のブログhttp://shanghai039.blog12.fc2.com/に掲載した写真もモノク…

夜上海 プラタナスの影

今の上海は梅雨の真最中だ。そんな中、晴れた日(すっきりした青空なんてない)は湿度が高いので異常に暑く感じる。外を歩く時、無意識に日陰を探しながら歩くのが常だ。 そんな中、租界時代にフランス人が植えたプラタナスの並木はやさしい日陰を作ってくれる…

今日は、喪に服します。

ピンクのカーテン

昨日アップしたムギギの飼い主の家にはピンクのカーテンがかかっている。飼い主は、50歳を確実に超えているおばさんだ。こちらの人は、色に対する感覚が日本人とまったく違う。 中国人の一番好きな色は、赤である事は間違いない。それは、街を歩けばよくわか…

上海のムギギという名の猫

私の事務所の前にムギギという名前の猫が住んでいる。その昔、天才漫画家である谷岡ヤスジの漫画に出てきた猫そっくりなのでムギギという名前を勝手につけた。 このムギギの横で売れない漫画家志望のりかずが昼寝をしていれば最高に絵になるのだが。あっ、ハ…

曇り時々豪雨のち少し晴れ そして小雨

梅雨のど真ん中にいる上海の街は天気が変わりやすい。しかし、私にとっては昼間の空が暗く落ちるのを見ると心が躍るのだ。 この写真は、私の事務所から観光地の新天地方向を(北)撮影したものだ。手前が1930年代の家屋でその後ろに見えるのが、超高級マンショ…

上海虹口区を俯瞰 現代のレンズ12

2008年に撮影した上海虹口区の俯瞰写真を今頃になって発見した。当然の事だが、この頃も再開発はあらゆる場所で行われていたが、虹口区は中心部より少し北側に外れていたので開発が遅れていた。 今から15年前は、後ろにある高層ビルはほとんど無く手前の古い…

夜上海 路地裏 現代のレンズ 11

最近またネット接続が難しくなってきた。突然特定のブログ運営会社にアクセスできなくなることもあるが、徐々にアクセス出来なくなる場合も多い。 春にFC2が徐々にアクセスできなくなり、今は完全にアク禁。今はこのgooを使っているが、ここもそうなるかも知…