記録屋が見た上海と日本

海原修平の写真とカメラブログ 

2016-10-01から1ヶ月間の記事一覧

壁 上海で

上海旧城内から南京路方面が見える大境路付近から2009年頃に撮影。 こちら側は旧城内で向こうは城外の南京路方面。今ではこんな風景もなかなか見る事ができなくなった。そう言えば、上海市内でも人民服を数年見てない。 ☆本日の朝一便で東京へ。

039ブランド撮影用LED電球がRA95にレベルアップ

110Vの表記があるが100Vのプリントミス 好評いただいている039ブランドの撮影用LED電球が、RA90からRA95とレベルアップし赤の発色もよくなった。そのニュータイプもセコニックの計測ではRA97という値が出ていたので私自身が驚いたくらい。また、完全に100V対…

入口の扉

上海虹口区で 潮州の龍湖で 潮州の龍湖で 入口の扉はその家の顔のような物でもあり、その土地の気候風土や歴史によって様々な特徴がある。この入口の面白さを知ったのは、広東省の潮州へ行った時の旧城内と更に歴史が古い龍湖へ行った時。潮州の旧城内の扉は…

夜上海 旧フランス租界で

上海で一番美しい街並みが残っているのは、旧フランス租界だった場所。ベトナムもそうだが、フランスが関わった街は並木が必ずあり建物も美しくとても調和がとれている。昔の上海の場合は、フランス租界と共同租界とに分かれていて、日本租界というのは本当…

閉店が目立ってきた上海

今日は上海が右肩上がり一直線を歩んでいた、上海万博前の2009年に撮影した画像。この頃は街全体がスクラップ&ビルドで一番ホコリが舞っていた時期で、PM2.5の存在すら知らなかった時代。 2009年に淮海路で 2009年新天地付近 あまりにも当たり前の事だが、世…

紅旗271奇跡 陸田三郎著が台湾から届いた

中国製のライカコピー「紅旗」は、四人組の江青が指揮し文革時代に271台しか生産されなかったカメラで、中国製ライカコピーの最高傑作と断言出来るカメラだ。ただ、このカメラの製造に関わった人もすでにいないので、資料らしい物も存在せず謎の多いカメラな…

上海の街を歩いていると

確かアメリカ人の作家 四川路に過去あった 上海の街を歩いていると様々な現代アート作品やアートのような物が普通に出現してきたのは、2005年頃から上海万博までがピーク。その中には首を傾げるような物もあるが、街が発展している証のようなものなので悪い…

パフォーマンス舞台に招待されて

開場すると、すでに舞台では瞑想状態 舞台開場には私がほとんど一番乗りだったが、すでに演者は瞑想状態で、その姿とビリケン顔がとても美しい。もちろんまだ開演してないので写真撮影は問題ない。開演してまもなくすると、客はスマホを構えて勝手に撮影が始…

村人の規則正しい生活リズム

村人の生活リズムは規則正しい。朝5時に起床し、村の集会所近くに朝市が出るのでその日の食材などを買い、その後朝食を。そして、畑に出る人や太極拳を1時間ほど毎日やる人もいる。皆それぞれの仕事や畑仕事を終え、夕方5時が夕食時間と決まっている。そし…

村は超高齢社会

たぶん80歳を超えている 畑で会ったおばあちゃん 上海から100kmちょっと離れた農村に行くと、村の老人たちは普通語が通じないし上海語でもない言語を話すので私の通訳もお手上げ状態。そして、ここからまた100kmほど行くとまた違う言語を使う人々(老人)がい…

河と共に生きる生活 上海郊外

河で洗濯 移動も舟で 上海郊外の水郷の村では、いまだに河で洗濯や洗い物をしている人もいるし夏は水浴びをする人も。淀山湖では、私も時々移動で舟を使うのだが、舟はコンクリート製で4人まで乗れる。専任の船頭は村のおじいちゃん。時間に追われない生活は…

毎年夫婦二人の結婚写真を撮影してくれるそうだ

新婚ではない二人 最初にこの写真を見た時は晩婚の二人なんだなと思っていたら、これはお上から村の住民へのサービスで、毎年の結婚記念日に二人の結婚写真を撮ってくれると聞いてびっくり。毎年写真を撮ってくれるというのはとても良い贈物だと思うのだが、…

農村は今も薪を使用

何処の家庭にも必ずある 煤けたヤカン 最新の換気扇だけが異常に目立つキッチン 上海郊外の農村では、必ずと言ってよいほど家の外に薪を使ったカマドがあり現在も現役。燃料は木などが主で各家庭とも薪が積み上げられている。でも、ちゃんと室内にはプロパン…

上海郊外の農村に一泊し撮影

上海郊外の農村に行き一泊してきた。今年の上海は台風の影響もあり夏の終わりは雨が多かったので、ずっと行きそびれていた。でも、天気を気にしていられないので無理矢理決行したが、雨だけは免れた。 朝の5時半からほとんどの村人が買物に集まる朝市 昼飯…

夜上海を再現像

先週から過去撮影した夜上海を再現像しトーンを変えてテストしている。ハイライト部を極力落とし、シャドウ部は見えるか見えないか微妙な数値まで落とす方向へ。明るすぎる上海から暗い上海へ。やはりデジタル画像は、RAW撮影が基本。古いデジカメで撮影し…

夜の外灘3号入口

2009年頃 夜を夜らしく写真を撮るのは結構難しい。人間の目は性能が良すぎて、暗闇でもしばらくすると目が慣れて見えてくるものだ。上の画像はRAWで撮り最後にPSで処理したものだが、シャドウ部をどこまで見せるかでまったく雰囲気が違う画像になってしまう…

手書きの看板 上海旧城内で

前世紀の上海は手書きの看板が街に溢れていた。それが今世紀に入り激減し、今はほとんど見なくなった。それでも、上海万博前まで頑張って残していたのは、旧城内の修理屋と個人歯科医院など。二枚目の歯科医院の看板なんて、真っ赤なペンキで入歯が描かれて…

会社にしがみつく日本人とその逆の中国人

外灘で 日本では自分の勤める会社やバイト先がブラックで、それに悩み自殺する人や過労死する人のニュースがゲロ多いようだが、私はその気持がまったく理解できないし、中国人にも理解できないだろう。なんでそんなイヤな会社に居続けるのか、何で辞めない…

外灘の土産物売り

二人でペアを組んで 上海万博の前くらいまで、外灘の川沿いの遊歩道ではヤミの土産物売りが多かった。ヤミとは販売許可を受けてない土産物売りの事で、二人ペアで商売をやっていた。一人は見張り役と商品を取りに行く係で、もう一人は商品を持って客を待つ係…

2009年頃の圓明園路

青いLEDと街灯のミックス光 街灯のみの光 ペニンシュラ上海の裏の圓明園路を2009年頃に撮影した時はほとんど廃墟状態で、この通りの路はデコボコ状態だった。価値あるこの通りの建築物も荒れ放題で見るも無残だった。今は建物のリフォームも終わりきれいにな…

オヤジ度数が高すぎる上海のオバハン

路上に突起物があると、つい足をかけるのが上海オバハン 日本では若い男に草食系が増え、女は肉食系でオヤジ女が増えていると言われているが、私もそう思う。そんな女を日本でもたくさん知っているが、むしろそういう女の方が仕事が出来るので、仕事対象とし…

過去の画像を再現像しモノクロに

ガラス越しに 上海の友人のオフィス内 文化系の中国人のオフィスや自宅に行くと、必ず中国の伝統を守りながらも新しい物を取り入れて内装している人がほとんど。それくらい自国の文化を大事にしていて、欧米カブレしてないのが良い。ちょっと違うかも知れな…

21年前に取材した上海の記事を発掘

1995年に取材した記事の1ページ(上海駅で撮影) 上海の自宅で増えすぎた物を少しずつ整理し必要のない物をバッサリと捨てているのだが一向に進まず。細かいカメラ用のパーツや本なども含め物が多すぎるのだ。そして、もう一つ整理が進まない理由に、昔の雑誌…

仲の良い二人 上海

中年の夫婦 若い二人 上海の街を歩いていると若い子は当然の事、中年夫婦も手を繋いで歩いている人達をよく見かける。また、こちらではオバハンとオバハンが手を組んで歩いている事もあるし、男同士肩を組んで歩いている人も結構多い。これら、日本ではほと…

上海の夏の思い出

陽が傾きかけた時の自然光はとても美しい 大陸では基本的に冷たい水は飲まないのが普通で、季節に関わらず飯屋でもお湯を頼めば持ってきてくれる。ビールも常温が普通なので、一時期冷やしたビールを置いている店を選んで飯屋を選えらんだ時期があった。これ…

淀山湖の村で

蟻ではない 殻を吹き飛ばす船頭のオヤジ 黒胡麻 最初、天日干ししている植物を見て何の植物かわからなかったが、近くでよく見ると胡麻だった。スーパーなどで並んでいる種子系の食材を見ても、その植物がどんな物かは意外と知らない事が多い。この淀山湖のそ…