記録屋が見た上海と日本

海原修平の写真とカメラブログ 

2012-04-01から1ヶ月間の記事一覧

カメラアクセサリーの工場

北京のカメラショーには、今回も行けなかった。行った代理店に話を聞くと、目新しい物は無い。それより、広東省付近の会社に異変が起きているそうだ。最近は、20代や30代の若い社長の会社が売り上げを伸ばしてして、逆に50代の会社は元気が無いそうだ。つま…

老板

中国語で「老板」lao banと書くと、経営者とか店の主人という意味だ。的を得た言葉である。この写真も老いた古い板だが、使われて古くなった板は趣があり見ていて面白い。 こちらで既製品の家具は買わない事にしている。理由は表から見えない部分の品質が最…

夜上海 外灘近くで2

午前2時頃を過ぎると、夜の上海は怪しい街になる。極端に人通りの少ない場所がそれにあたる。ネオンが消えひっそりと静まりかえる頃が一番面白い。 キャノンFD85mm f1.8

GXR MOUNT A12で撮るワイングラス

私がBarで一杯やる時は、一人で飲む時が多い。そのバーを選ぶ時の基準は、カウンターに座り目を楽しませてくれるアートがあるか無いか。そして次は、カウンターの前にいるバーテンダーが話を出来る人かどうかですべてが決まる。この二つの基準を満たせるバ…

水泡眼の後ろ姿

25日に一時帰国するので色々と慌ただしい。 キャノンFD50mm f1.4

明るい街 上海

本日多忙の為、画像のみ。 キャノンFD28mm f2

中国金魚 らんちゅうのランちゃん

上海に長く居ると、上海で働きたいと思っている人達から色々と相談を受ける事が多い。しかし、この国の本当の事を理解している日本在住の日本人は皆無に近い。話を聞いてみると一応理屈は通っているのだが、セミナーや本での浅い情報だけで思い立った人がと…

プラタナスの樹

昨日は中国人の20代の若者3人を含め日本料理屋で飯を食いながら、この国も含めた東アジアとアフリカや中東で起きている最近の話で打ち止め。こんな話を、55歳の私と3人のこちらの20代の若者と話ができるのが日本と違うところ。最近のこの国を見ていると、文…

中国金魚 水泡眼の黒

最近上海では、金魚屋が激減した。生活が豊かになり金魚より熱帯魚や犬猫をペットにする人が増えたためと推測する。昔からある有名な店、西蔵南路x東台路にあるペットショップでも金魚専門店は数件のみ。この水泡眼は中国原産の金魚だが、姿や形は奇形とし…

浦東のビル

モノクロの色調を少し変更し色々とテスト中。 インクジェットプリンターを使い銀塩プリントのように見せるのは、簡単なようで以外と難しい。色調を変える場合、ハイエストライトや白飛びの部分に色が乗らないので、うすい色を全面にプリントし2度プリントす…

一人っ子の切実な悩み

先日あるレストランの女の子の悩みを聞いた。中国の東北出身の彼女は今年大学を卒業予定で、今は英語と日本語を生かせる店でアルバイト中。大学卒業後は上海で働きたいのだが、親から地元に帰って来いと言われているようだ。途中で泣き出したので、本当に悩…

人民広場のミニ遊園地にあるロケット

上海人民広場内にある遊園地の遊具なのだが、デザインがとても懐かしくてよい。そして、背景の左のビルは本物のロケットが生まれる前に建てられた新世界と右のビルにはUFOがビルの屋上で待機している。新世界は元々近くにある大世界に対抗して出来た娯楽セ…

元アシスタントが今年結婚する事に

最後の元アシスタントのYan坊が結婚する事になった。お相手は同郷の大学同級生で、とても清楚で品があり気持ちのやさしい子だ。この2人とは、昨年から何度も会って飯を食って飲んだくれているのだが、いつも気持ちの良い2人だ。彼のクラシック眼鏡は日本ブ…

路上の男と女 上海

この写真はごく普通に見る事ができる風景だが、街を歩いているとナメクジのまぐあいのようでもあり、タコとイカがお互いに吸盤で吸い合いほぐれないほど絡み合っているような光景によく出くわす。見たくないが、視覚第一主義で生きている自分としては遠目で…

上海俯瞰 西と東

以前掲載した上海の街の俯瞰をモノクロに変換。上は西を、下の画像は東を。 香港の超高層ビルの群れには及ばないが、近いものがある。地盤が弱い場所にこれだけ高層ビルが建った都市は、おそらくこの上海だけだろう。 キャノンFD35mm f2 キャノンFD50mm f1.4

必ず赤がある。

上海は、ここ最近天気がとても良いので洗濯日和だ。そして、その色といえば赤が異常に多いのが特徴だ。旧城内の建物の色は、グレーやくすんだ赤煉瓦が多く赤い洗濯物はとてもよく目立つ。 前世紀後半に旧城内を5年かけて撮影したが、その時の街の色をどうし…

安くて最高に美味い五反田の讃岐うどん屋「おにやんま」

東京に戻った時に必ず行く立ち食いうどん屋が五反田にある。10人も入れば満員となってしまうほど、この店は狭い。うどんの本場、香川から来た若者3人で始めたこの店は、安くて揚げたての天ぷらと麺やスープ、オーダーして出てくるスピードなどどれをとって…

路地裏上海 夕暮れ時

旧城内の夕暮れは、香辛料が湿った空気に混ざり合い独特の匂いに変化する。この旧城内は、家の外に台所がある家も多く、晩飯のおかずが何なのか一目でわかる。ほとんどの家は、プロパンガスを使い器用に一つだけのコンロを使いこなす。そして、その料理の担…

遠い記憶 上海 案内状の写真

新宿ゴールデン街の十月での写真展は、一昨日で無事終了しました。わざわざ来ていただいた方、本当にありがとうございました。 この案内状でも使った写真は、2年ほど前に撮影したのだが、今でもこのような風景をいつでも見る事ができる。遠くに見えるビル群…

京橋駅近くの焼肉レストラン松井で

大阪の京橋駅で、大阪在住のおっちゃん2人と合流し、いつもの店「焼肉レストラン松井」へ。ここの焼肉は、本当に美味い。予約していたので即テーブルに案内された場所は一階を入って左の窓側。その窓から見える風景がすばらしい。 こんな風俗の看板文化は、…