2010-09-01から1ヶ月間の記事一覧
" このような庶民の集合住宅を「里弄」という。今残っている里弄は、1930年代に建てられた物が多いが、再開発で多くの里弄が失われた。 前世紀の1995年頃に見た上海の街は、ほとんどがこのような様式の集合住宅だったと記憶している。 前世紀に何度かこのよ…
" 上海の路地裏は、生活空間の一部になっている。この付近の一世帯あたりの部屋の広さは、狭いところで約6畳くらい広い所でも12畳くらいだ。 その中にトイレも風呂も無い家庭が多い。トイレは、馬桶(マートン)と呼ばれる桶に用を足し共同トイレに捨てに行き…
" 上海で、私が今まで見た中で一番派手なおばさんだ。3年間、この記録を破る人はまだ出現してない。 靴が少し汚れたので、ティッシュで拭き取っていた。 上海のおばさんは、大阪のおばさんと似ているとよく言われるが、まったくその通りだと確信している。 …
" こちらでは、結婚する前に2人だけの甘ーい写真を撮るのが普通だ。豪華アルバムを作る為に色々な場所で撮影し数十万円かける人も珍しくない。 最近は、大人だけでなく子供専用の写真スタジオも盛況のようだ。一人っ子政策なので、子供は宝という想いも一つ…
" 路地裏を歩いていると、旦那が洗濯などの家事をする場面をよく見かける。こちらでは、旦那は料理くらいできないと結婚できないと思っておいた方がよい。 2人仲良く下着を干す姿なんて絶対に日本では見る事ができない。 上の写真とは関係ないが、今から8日…
" 昨日と同じ蘇州河の上。 この奥さん、機関銃のようにしゃべる典型的な上海人だった。旦那の顔を見ていると何となく気持ちがよくわかる。 想像だが、最近身の回りで起こったどうでもよい話を延々と聞かされているのかもしれない。 「たまには一人っきりにな…
" 昨日アップした蘇州河をまたぐ橋の上で待っていると色々なカップルが通る。 この2人、手をつないで歩いているが、男の表情が冴えない。どうやって別れようか、などと考えているのかいないのか・・。 EF70-200mm f2.8
" 2007年の春にNHKのドラマ「上海タイフーン」のタイトルバック用に撮影した一コマ。 当日は、橋の上で三脚を構え2秒おきにシャッターが落ちるように設定して20分ほど撮影した。あえてスローシャッターに設定したので動く物が適度にブレて面白い。 この蘇州…
" 上海で交通事故を起こすとやっかいだ。 当事者同士お互い非を認めないため罵り合うのが常だ。これが、私から見れば非常に大人げないし滑稽だ。 そのうち、バスの乗客や暇な人達が現場を取り囲み、事故の一部始終を見てないにも関わらず当事者を非難し始め…
" 前世紀の1996年、中国の無錫で初めて結婚式に出席した。その頃の結婚式は今ほど派手ではなく手作り感がありとても微笑ましかった記憶がある。 スーツを着ていたのは、数人の日本人と新郎新婦の身内だけだった。仕事帰りの人は、作業着のままの人も多かった…
" 2004年に魯迅公園の近くで撮影した、美しい洗濯物がある風景。 これ以上の美しい洗濯物は、2010年の今でも見た事がない。 キャノンEF28-70mm f2.8
" 四畳半くらいのスペースに歯科医用の椅子一つで営業しているひとり歯科医が、豫園の東側の路地にあった。いつ通っても患者を見た事がないが、この看板を見たくて遠回りして通った。 こちらでは、歯の事を牙と書く。つまり歯科ではなく牙科という訳だ。 200…
" 上海の租界は、大きく分けるとフランス租界とその他の共同租界に分かれていた。日本租界という地域はなく日本人が多く住んでいた虹口付近をそう呼んでいた。 写真は、長楽路にある租界時代の建物のエントランスで緑との調和がとてもよい。 旧市街を歩いて…
" 1996年だったと思うが、一瞬この光景を見て何かよくわからなかった。知り合いの上海人に聞くと下水が詰まった時に駆けつけるプロの道具一式だと教えてくれた。 丸い物は竹を割って造った物で、それを持って自転車で駆けつけるそうだ。どうやって自転車に乗…
" 写真を整理していて、めずらしく青空の画像が見えたので開いてみると、2006年8月2日に撮影した近所の風景だった。 事務所の近所だとわかるのだが、どの辺だったかさっぱり思い出せない。 当時、このような風景がいたる所にあり同じような古い建物が上海中…
""""""""""""""" 早朝魯迅公園に行くと必ず会えるダンスの先生がいる。以前のブログにも度々登場してもらった魯迅公園の星「クネクネ先生」である。 彼は、踊る時にクネクネと腰を振るのでそう呼ばれているのだ。(私が勝手にそう呼んでいるだけ) 来週天気が…
" 2006年に満鉄100年の取材で中国の東北に行った。長春、瀋陽、大連と駆足の旅だった。そこには、かつて日本が本気で新しい国造りをやっていた痕跡がいくつも残っていた。 写真は、旧横浜正金銀行の前の中山広場前でダンスを楽しむ市民。 GRデジタル1号機で…
☆ 自分の仕事で使っているLEDライトはZ96とDV112-Tである。以前、メールで個人的に相談を受けたのでその違いをこのブログで紹介する事にした。(DV112TAは単三電池専用) 大きさは112-Tの方が一回り大きいがほとんど変わらない。また、重さも約190g(バッテリー…
道を歩いていて、日本ほどゴミを見ない国はない。こちらの国では、道の端がゴミ箱代わりになるので飲食店の排水や野菜の屑などが道の端に平気で捨てられるている。 早朝、清掃員が毎日掃除に来るので朝までにはきれいに掃き清められているが、夜になるとまた…
上海に来るとほとんどの人が必ず訪れる豫園の前で、子供2人が小遣い稼ぎの為に雑技を披露。観衆は30人以上居たと記憶している。 しかし、5分後に公安が来て追い払われるが、20元は稼いだはずだ。 こちらの人達は、小さい頃から何とかして稼ごうという気構え…
上海に来るとほとんどの人が必ず訪れる豫園の前で、子供2人が小遣い稼ぎの為に雑技を披露。観衆は30人以上居たと記憶している。 しかし、5分後に公安が来て追い払われるが、20元は稼いだはずだ。 こちらの人達は、小さい頃から何とかして稼ごうという気構え…
本日ネット不安定にて画像アップ出来ず。本当に困ります。
上海に長く居ると色々な日本人に会う。私の仕事が写真関係でもある事から、特にクリエーター系と呼ばれる人達に会う機会が多い。 その人達日本人すべてではないが、一部の彼らがよく言う言葉に「何か面白い事を一緒にやりましょう」を連呼する日本人がいる。…
地方に行くと時々お目にかかれる物に毛沢東の像がある。大きさはほぼ同じようだがブロンズやコンクリート?など様々なものを見る事が出来る。 この毛沢東は、武漢大学の構内にある物だが、右手がやや大きく見えるのは制作者が意図したものなのだろうか?
これは、求人募集の現場ではない。5~6年くらい前だったと記憶しているが、上海の人民広場で婚活市場が始まった。 ほとんどが、A4の紙に息子や娘の自己紹介と結婚したい相手の希望を書いた紙をぶら下げたり地面に置いて結婚相手を募集している。 元々、北京の…
日本から初めて上海に来た日本人が閉口する事と言えば、道路を渡る時だ。目の前の信号が青でも車や自転車やバイクが突っ込んでくる。目の前に交通監視員が居ても関係ない。つまり、利益自分優先主義の一つの現れである。 しかも、運転者は車を持っているから…
東京に一時帰国すると必ず行く場所が何カ所かあるが、その一つが浅草だ。目的は、いつもの店で雪駄を買う事と日本情緒にひたり屋台風の店で一杯やるのがお決まりのパターンだ。 若い頃、浅草には年に一度のみ三社祭の時に行き、昼から一杯やりながら夜まで飲…
越後湯沢の駅から周遊切符を買い棚田を見に行った。なだらかな坂道の両端には自生したキンセンカの花がさりげなく咲いて蝶を呼び寄せていた。 今までの自分であれば絶対にカメラを向けない被写体だったが、50を過ぎた頃から気にかかる対象が変わって来た。 …
その昔、車で移動する事が多かったのでローカル線に乗って窓から見える風景を見ながらゆっくり旅をするという事を知らなかった。 それを始めたのは、上海に事務所を移転してからの事である。この街に緑はあるが自然は無いのだ。 田舎で育ったせいもあるが、…