記録屋が見た上海と日本

海原修平の写真とカメラブログ 

2019-01-01から1年間の記事一覧

再び重慶小面でヒィヒィ麺を

数ヶ月前に私が好きだった四川料理の「重慶小面」が撤退したのだが、最近になって復活。という事で、週に2回ほど通っている。新しい店は、カウンター席もあるので、一人飯には最適。また、アシスタントから教えてもらった南京の麺屋も近くにあり、自宅近く…

クリスマスは、IKOEN居食酒場の日本料理で

一人一個イチゴがサービス 岡山の発泡性純米にごり生酒 今は映像監督の元弟子(左)と旦那 二軒目は近くのBARで 25日のクリスマスは、昔の弟子二人とその旦那と映像プロデューサーの5人で日本料理を。場所は、私が2010年まで在籍したスタジオから近い「IKOEN居…

クリスマスイブは上海の外れで

人少なめ ショッピングモールの外で ショッピングモールで 撮影はスマホがスタンダード クリスマスイブは、照明の会社でトラブル解決の検証の為に上海郊外の映画スタジオへ。打ち合わせ後に湖南料理を食いに行くと、ショッピングモールは新年一色の飾り付け…

小さ過ぎる駄菓子屋

駄菓子屋 路地裏を歩いていると、もうすでに無くなったと思っていた駄菓子屋が残っていた。こんな店は普通は学校の近くにあるのだが、住宅密集地の路地裏にあるのは珍しい。店の前にサントリービールの箱が置いてあるので、菓子以外も売っているようだ。なの…

日本人の冬服は無彩色

新橋駅で 都営浅草線内で すでに上海に到着して4日目だが、あえて日本の画像を。日本と中国の違いは、服の色にもある。冬の日本人のファッションは無彩色がほとんどで、時々ベージュ色が目立つくらい。世界的に見て、これほど無彩色を好む民族はいない。日本…

上海行きの機内から富士山を

半逆光が美しい富士山が見える風景 九州を過ぎると 16日の昼便で上海に向かった。この日は薄いベールを被った富士山が、半逆光の中で水墨画のように見えた日だった。 九州を過ぎた頃から雲が多くなり、上海に着いたら異常に暑い。気温を見ると23度も。久しぶ…

小田原から品川へJRで

大雄山最乗寺を出て小田原で一杯やり、その後JRで品川駅へ。帰りはGFX50RにUltron35mm f1.7に付け替え、電車の窓越しに外の風景を。Ultron35mm f1.7は製造中止になったと聞き、手持ちのレンズを2本下取りに出して購入。このレンズは、現代のレンズなのでと…

冬の大雄山最乗寺へ2

この日は薄曇りで夕方だったので、樹々に囲まれた寺周辺はカメラの感度を相当上げないと手持ち撮影は難しい。この寺で、25mmという焦点距離のレンズで無理やり通したのは、中古で買ったColor-Skopar25mm f4のテストを兼ねているから。 私にとってGFX50Rの65…

冬の大雄山最乗寺へ1

人が少ない静かな場所を目指して向かったのが、大雄山最乗寺。ここは三度目の訪問で紅葉を期待していたが、すでに時期が外れていた。ただ、人が少なくとても静かなので目的は達成。この寺が好きな理由は、本殿まで向かう途中に並ぶ石碑の佇まいだ。なすがま…

品川から小田原へJRで

冬を楽しむために、人混みのない場所へJRで小田原駅へ。行きの品川から小田原までは、GFX50R+Color-Skopar 25mm f4を窓に置いて65x24フォーマットでテスト撮影。当然の事だがこのレンズは、GFX50Rのフルフォーマット44x33はカバーしないのと、65x24のパノ…

八芳園で冬枯れを

桜の樹 黄金色の鯉 自宅から近い八芳園で冬枯れを楽しむ。樹の枝には、落ちるのを待つばかりの桜の葉が数えられる。和服姿で結婚式を挙げた二人と親族一同が集まる風景は、まさに八芳園の庭園によく似合う日本の風景。池の中で黄金色の鯉がゆったりと漂う姿…

京都御苑で紅葉を

京都の友人宅に一泊した翌日、京都御苑の中を通って地下鉄の駅まで歩く。今年の夏に来た時は、ゲロ暑で楽しむ余裕がなかったが、今回は、京都とは思えないほど人がいなく、ちょうど紅葉のシーズンと重なり、ゆっくりと御苑を歩いていると心が落ち着く。この…

京橋で昼飯を

100円コインロッカー 堺市から京橋へ移動し昼飯を。京橋へ立ち寄ったのは、怪しい京橋の雰囲気を撮りたかったのが理由だが、怪しいおっさんが激減。どうも曜日と時間帯を間違ったようだ。コインロッカーに荷物を預けようとしてコインを入れると、二つ目のコ…

堺魚市場の門出で一杯

みやざき地頭鶏店門出 モロ大阪 上海から関空へ向い大阪の堺市で一泊。到着したのが夕方だったので、ホテルにチェックイン後、堺魚市場を目指し呑み屋探し。こんな時は、料理のジャンルを決めず食べログなんて見ないで、自分の嗅覚で探した方が良い。市場付…

上海浦東空港第2ターミナルGゲート

上海浦東空港第二ターミナルGゲート 上海浦東空港の新しい第二ターミナルのGゲートは人も少なく飲食の店も豊富にあるので、早めにチェックインしてゲート内で過ごすにはとても良い。主に今はLCCがメインのゲートのようだが、ACも完全完備しているのでとても…

解体が決まっている石庫門

ここは小南門から近い場所にある立派な造りの石庫門だが、すでに住人は退去していて解体を待つばかりの状態。門の上の方は植物が生え黒く変色しているので相当長い間手を入れた形跡がない状態。入口の上部にあるガラス状のの物は濃い黄色で細かい模様が入っ…

石庫門1928年

新天地からほど近い場所にある石庫門は度々ブログに登場させたが、ここのオーナーはセンスが良いようで、ファサードは薄いクリーム色に塗り替えられ窓も当時の木枠を使っていて色も伝統色のえんじ色。この通りの里弄住宅のほとんどがえんじ色なので、とても…

赤い星の鉄門

旧城内のとある石庫門の中に入ると前世紀に撮影した洋館がまだ残っていたが、すでに人は住んでなく荒れ果てていた。ここで撮影しているとニッケルエルマー付きのライカM6を持った香港人が話かけて来て、半年前までは人が住んでいたと教えてくれた。その建物…

久しぶりの上海旧城内 5

家の立退きが完了すると、入口と窓が封鎖されるようになったのは約10年くらい前からと記憶している。一時期解体され捨てられたレンガのみで入口を塞いでいた時期があったが、最近はさらにセメントで固めてしまうやり方に変わったようだ。 こんな場面の時に…

久しぶりの上海旧城内 4

上海は新旧が混ざり合った都市と言われているが、旧は租界時代の優秀な建築の事であり、この旧城内のこれらの建物は含まれてない。この観光地でもない旧城内を歩いている海外から来た人達で一番多いのが欧米人で、その中でもフランス人が一番多い。日本人は…

久しぶりの上海旧城内 3

過去に歩き回って写真を摂ってきた場所を、再確認の為に再び歩いている今日この頃。昔と違うのは、画面のフォーマットを1x1に変えた事。もちろん時々65x24のパノラマフォーマットも使うが、デジタルカメラになってから一台のカメラで様々なフォーマットを選…

久しぶりの上海旧城内 2

旧城内を歩いていると、どうしても目が惹きつけられるのが電線。複雑に絡み合っているので、電気の工事の時に立ち会ってみたい気分。こんな雑な配線で火事が起きないか心配になるが、上海で大きな火事が起きた事はほとんど無い。それは、家がレンガで出来て…

久しぶりの上海旧城内 1

方浜中路 豫園の屋根を外から 封鎖された入口と窓 馬園路 老西門付近に用事があったので、すでに残ってないだろうと思いつつ四牌路から方浜中路を歩き馬園街まで来てしまった。この付近もほとんどが立退きを終わらせているようだが、まだ一部居残り組がいる…

上海のカメラ事情 1995年から現在まで

カメラが売れないんだよニュースが話題になり、ニコンもキャノンも大幅減収だそうだが、これはある程度先読みできた事。そして、ミラーレスではソニーが断然トップを独走状態なのは、これも数年前から読めた事例。 私も2014年頃からキャノンをすべて売り払…

レストランの開店前儀式

何となくだらしない 総スタッフで ここは、中山公園近くのショッピングモール内のレストラン街。開店前の夕方の4時半頃は儀式が始まる店があり、これは昔の日本式の朝礼のようなもの。まぁ、これをやる店はやらない店よりサービスは良いと思ってよい。この儀…

ドラえもん親父が遊びに来た

老けたドラえもん ドラえもんは未来から来たので、年齢はよくわからない。まぁ、漫画が登場してから50年経ったので、私が勝手に50才と決めた。一昨日、天猫から我が家に遊びに来た彼は身長9cmで、以前タクシーの中に鎮座していたのとほぼ同じタイプだが、首…

プラタナスの木漏れ陽

GFX+GF63mm f2.8 午後の3時過ぎに、映画館地下のスーパーマーケットへ向かう。新華路のプラタナスの葉も少しずつ落ちてきたので、壁に落ちた木洩れ陽が美しい。ここは、コンビニを閉店したのちに前面を壁にしてしまったのだが、光華医院の看板も含めて、す…

GF50mm f3.5がやってきた

GFX50R+GF50mm f3.5 GFXで改良してほしいのはQボタンの位置(親指が接触しやすい) GF32-64mm f4(ボンレスハム)を下取りに出し、GF50mm f3.5が嫁に来た。以前からGF32-64mm f4をあまり持ち出す機会がなく、持ち出したが良いがあまりにも大きなサイズと重量に…

上海蟹のシーズン

上海蟹の雄 上海蟹のシーズンなので、先週日本から来た友人と私のアシスタントの四人で上海蟹を食った。もちろん店は、「孔乙己酒家」で、紹興酒と共に雄を一匹いただいた。上海蟹は好きだが、本当は日本の海の蟹の方がもっと好き。上海蟹は小さく身を取り出…

夜の上海は路面が光る信号機に

正面は青信号 正面は赤信号 歩行者の停止線も信号機と連動 昼間は気が付かなかったが、夜の淮海路西路と茂名南路の交差点は、路面が光る信号機に変わっていた。ただ、普通の交通信号機が無くなった訳ではなく、連動しているのだ。これは、とても良いアイデア…