昨日は13年間行方知らずだった古い友人に再会。最初に会ったのは1996年の春で、上海でフェラーリの代理店をやっていた時代。事あるごとに深夜まで酒を呑み遊びまわっていたワル友でもあった。
2000年にモデルの女と結婚。当時では異例のド派手な結婚式をやり、披露宴では新郎新婦のひな壇上に私の席があり、私の隣には知らない美女がなぜか座っていて、知らない人が見たら二組のカップルの披露宴と思われるような不思議な結婚式だった。
彼の若いころ
そして、今61歳
この日、私が1996年からお世話になっている店で親族と一緒に飯を食った後に虹口区のカラオケに連れていかれたのだが、そこはもう前世紀そのままの上海風カラオケで、90年代にタイムスリップしたような不思議な感覚に落ちいった。
前世紀には、こんなインテリアの店がたくさんあった
場末感漂う不思議な空間がすらばしい(上海風日本語)
クリスマスの名残が痛々しいが、きっと春節の飾り付けをやってもサンタさんは残っているだろうと推測。
カラオケ店のママの十八番は、なぜか「浪花節だよ人生は 」だった。日本でもめったに聞かないこの歌を、まさか上海で、しかも前世紀感漂うこの店で聞き不思議な感覚に。こんなにも視覚的に十分楽しめる店は、今となっては上海で貴重な店だと思って良い。
翌日、久しぶりに二日酔いを味わう。