記録屋が見た上海と日本

海原修平の写真とカメラブログ 

TG-7RAWデータをPureRAWで

ワイド短4.5mm YG-7jpgオリジナル画像

 

TG-7ワイド4.5mm RAWデータをPureRAWでレンズ収差補正

 

TG-7テレ18mm RAWデータをPureRAWでレンズ収差補正

 

18mm ISO3200 PureRAWでレンズ収差補正とノイズ除去後

 

TG-7のノイズとレンズ収差補正をPureRAWで。TG-7搭載ズームレンズ焦点距離は、4.5-18mm(フルサイズ換算25-100mm)。PureRAWで各収差を補正すると、ワイド端の4.5mmはかなりの樽型歪曲収差がある事が分かる。4.5mmから少しずつ焦点距離をテレ側にすると徐々にレンズ収差は消えてテレ側の18mmでは、若干の糸巻き型だが気にするレベルではない。これは、RAWデータからPureRAWを通しての話なので、TG-7jpg記録の画像はすでに補正された画像になっているので通常は問題ない。また、このカメラのセンサーサイズの弱みの高感度ノイズだが、PureRAWを使えばまったく問題ない。

普段GFXの中判センサーを使っているので、センサーサイズの小さいデータ画像を見ると階調範囲がとても狭い事が分かる。特にハイライト部は飛びやすいので露出アンダーで撮影し、RAW現像時に調整するしかないね。ただ、このカメラはマクロ機能が手軽に楽しめるのと、汚れたら気軽に水洗い出来るのが良い。

☆上海の元アシスタントと通話していたら、7月は地震に気をつけてと言われ苦笑。あの漫画の影響で、香港航空は7月から熊本や鹿児島などの定期便を欠航するそうだ。ふ〜ん、オモロイね。地震多発地帯は世界中にあるし、日本中いつ大きな地震が起きるかは誰にも分からないけどね。