岡本明才Pinhole Camera Extended写真展のポスターを一度握り潰して私流に撮影
6月11日、小伝馬町駅から歩いて岡本明才写真展を観にkanzan galleryへ、場所は東神田。この付近を歩いたのは今世紀になって初めて、一歩路地へ入ると人の少なさに戸惑う。展示は、とても面白い作品で行って良かった。この写真展に行く前に、岡本明才のwebで小さな画像を見ていたが、やはり彼の作品は大きなサイズでないと観る側に伝わらないと思った。彼の良いところは、試行錯誤しながら常に進化し作品に反映されているのがとても良い。特にピンホールとデジカメの併用という発想には感心してしまった。
私も上海の街をピンホールカメラで撮影していた経験があるのと、私の師匠が窓に大判レンズを固定し、部屋の中に8x10インチフィルムを20枚張り付けて撮影していた現場に関わっていたので、このプロジェクトがいかに大変かよくわかる。カメラの移動を考えると撮影行動範囲が狭くなるのは分かるが、プロセスより最後は何が写っているいるかが大事。別に予定調和な絵葉書のような写真を求めている訳ではなく、もっと撮影の行動範囲を広げたら面白くなると思った。地方での作家活動は、彼が住む高知に限らず日本の他都市も同じようなもの。だったら、海外に住み世界中に作品をNet発信した方が良いと思うなぁ、余計なお世話かも知れんけど。
彼はNoteの中の"Okamoto Meisai"で、日本の地方アルアル過ぎる本音を発信していてとても面白いよ。この中のコレ・コレ ・コレ・コレ ・コレ
高知が東京がと愚痴らず、もっと世界に視野を広げた方がイイね、まだ若いし良い感性を持っているのだから。