1930年代は観音開の窓がスタンダード
ガラスが割れたので現代のガラスに交換
前回のブログの続き
2005年から2010年まで在籍した上海の私の事務所は、1930年代に建てられた上海国営縫製工場跡を改装。窓は当時のままの観音開きだった。当時の窓用板ガラスは平面性や透明度が悪くガラス越しに外を見ると風景が少し歪んて見えたが、それが逆に良かった。
当時台風が来ていた時に窓を閉め忘れ、上のガラスが割れ現代のガラスに交換してもらったら、ガラスと窓枠を固定するパテ仕上げが最悪でガラスがこんな状態に。ガラス屋は、ガラスを窓枠に固定するだけが仕事なのでこんな事に。でもね、写真に撮ると結構美しく見えるのが写真の怖いところ。
☆上海で壁などを塗る場合は、依頼主がペンキを用意しなければならない。ペンキを塗る人は、塗るだけが仕事なのだ。そして、当然マスキングもしないでペンキを塗るので後が大変。ここは、再開発で数年前に消え今は超高級マンションに。